お知らせ

【白内障手術症例㉙】強度近視・焦点深度拡張型多焦点レンズ:ミニウェル・レディ

白内障手術体験談(多焦点)をアップしました

硝子体手術後の進行した核白内障にて初診された方です。もともと両眼とも強度近視であり、都内の有名眼科医院にて黄斑上膜のための硝子体手術をされており、そこでも白内障の手術を勧められていたとのことですが、ミニウェルによる手術を希望されました。
事前に多焦点レンズについてご自分でかなり勉強されており、見え方の質に対するこだわりも強い印象でしたので、ハログレアもほとんどないミニウェルは適していると判断し、お仕事であるパソコンなどのデスクワークを優先されたいとのことで、ターゲットをやや近見優位に設定させていただきました。
硝子体手術後=無硝子体眼でしたが手術は問題なく終了し、術後は裸眼で遠方1.2、近方1.5と遠近とも良好な視力に満足していただき、なかでも予想以上に近方がよく見えることに大変喜んでいただけました。
ミニウェルの近方加入度数の公表値は+3.0Dですが、近方視力が弱いとの報告を多く見かけ、この方もそのことを心配されておりました。しかし当院では、術前の使用コンタクトレンズ上の屈折度を参考にして、術後の目標屈折度を設定することにより、近方視力の不満例は現在のところ認めておりません。ミニウェルでの手術を検討されている方はお気軽にご相談ください。

詳細はこちらへ

https://morohoshi-ganka.com/opeex/463