お知らせ

【白内障手術症例No.84】 千葉県印西市50代男性 軽度近視眼 Mix-and-Match右眼:Vivity:ビビティ⇒左眼:パンオプティクス

白内障手術症例集(多焦点)をアップしました

右眼Vivity:ビビティ左眼パンオプティクスを使用して手術した症例です。
術前アンケートでの見たい距離の優先度は、1.中間>2.遠方>3.近方であり、夜間含め運転機会も頻回にあり、趣味はゴルフをされているとのことでしたので、右眼Vivityを遠方ピッタリに合わせ、優先度の高い中間~遠方視力を確実に確保しました。しかしながら術後は遠くはハログレアも感じずクッキリと良く見えるけれども、スマホが見えにくいとの訴えあり、左眼は遠方を犠牲にすることなく、確実にスマホが見える3焦点レンズパンオプティクスを、異常光視症が最小になるようにピッタリ遠方に合わせるように手術を行いました。

術前0.6-0.8p程度だった矯正視力は、術後1ヶ月には裸眼にて両眼とも遠方視力は1.5近方視力右眼0.8p/左眼1.2とすっかり多焦点レンズに適応され、眼鏡不要でお仕事・運転・趣味を楽しめる生活に喜んでいただけました。また個人的に興味があったため、左右のレンズの違いによるハログレアなどの異常光視症の左右差についても伺わせていただきましたが、「全く感じないというか全く気になったことはない」と興味深い回答を得ました。

このように片眼Vivity/僚眼パンオプティクスの組み合わせは、staged implantにより片眼術後のご本人のご希望を確認し、屈折誤差を生じなないように使用方法さえ間違わなければ良いとこ取り」できる非常に良い組み合わせかと思われます。自動車運転が必須な土地では、夜間のハログレア回避のために多焦点レンズを断念される方も多いかもしれませんが、そのような方々へも適していると思われますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

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