【白内障手術症例 No.69】世田谷区60代女性 強度近視 ( テクニスアイハンス トーリック : 中間距離合わせマイクロモノビジョン)
なかなか術後裸眼視力の予測が難しい強度近視の中間距離合わせの症例ですが、リクエストありましたので掲載いたします。
レンズは乱視用テクニスアイハンストーリックを使用し、右眼の術後にレンズを負荷することで快適な「ずらし幅」をシュミレーションして、左眼の目標屈折度を設定しました。経過として左右差0.75Dのマイクロモノビジョンとなり、両眼視での裸眼視力は遠方・近方とも1.2と、スマホも楽譜も遠方も眼鏡なしで生活できることに大変喜んでいただけました。
今回も術中波面収差解析装置 (ORAシステム)を使用しての手術でしたが、術後屈折誤差対策はもちろんですが、正確に適切な左右差をつける際にも非常に心強いツールとなると感じました。
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