【白内障手術症例 No.65】50代男性片眼手術 ORA™システム術中波面収差解析によるレンズ度数選択(右眼片眼手術:テクニスアイハンス)
白内障手術症例集(単焦点)をアップしました。
おそらく糖尿病性と思われる右眼片眼の後嚢下白内障に対し、テクニスアイハンスを使用した手術症例になります。
まだ視力良好であり手術をしない左眼は軽度遠視のため、ご相談の結果、右眼は不同視にならない程度に目標度数をわずかに近視に設定しての手術になりました。
微妙な度数設定では特に屈折誤差を生じないように手術を行うことが重要ですので、今回もALCON社の術中波面収差解析装置 ORA systemを使用することで、目標どおりの屈折度数を得ることができ、結果として裸眼遠方1.2/近方0.9と良好な視力に大変満足いただきました。
今回はORA systemによる術中波面収差測定とレンズ度数選択の動画も掲載しておりますので、ご興味のある方は下記リンクよりご覧ください。