お知らせ

【白内障手術症例No.97】杉並区60代女性 強度近視・緑内障眼(焦点深度拡張型=EDOF:テクニスピュアシー)

白内障手術症例集(多焦点)をアップしました。

今回もリクエストにお応えして、緑内障加療中の強度近視眼に対し、TECNIS PureSeeテクニスピュアシー)を使用した症例です。

患者様は、多焦点レンズでの手術をご希望されましたが、初期の緑内障、もしくは視神経低形成として、既に前医で点眼加療されておりました。視野異常・視神経線維層の菲薄化とも進行ないものの、今後の進行も考慮して、光エネルギーロスのほとんどない焦点深度拡張型(EDOF)のピュアシーを使用して、緑内障手術眼内線維柱帯切開術トラベクロトミー眼内法)併用にて手術を行うこととなりました。

強度近視の方ですので、裸眼での近見視力は確保したいとのことで、非優位眼の右眼は近方よりに設定し、優位眼の左眼は、FEST(Fellow-eye self-Tuning)法にて、可能な限り遠方よりに設定する方針で度数選択を行いました。

術後裸眼視力は、右眼:遠方1.0/近方1.0左眼:遠方1.5/近方0.7と、眼鏡なしの裸眼生活に満足していただけたうえに、緑内障点眼を使用していたレベルまで眼圧下降も得られ、点眼フリーになったことにも喜んでいただけました。

テクニスピュアシーは、つい先日の2026年3月12日に、ようやく米国FDAに承認されたとの知らせを受けました。自動車移動が多く(日本より夜間異常光視症の影響が大きい可能性があり)また、読書距離も異なる(体格差から日本人よりも遠めである可能性がある)と考えられる、米国での使用報告や満足度調査結果についても、引き続きアップデートさせていただきます。

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