【白内障手術症例 No.77】神奈川県川崎市50代男性:軽度遠視眼(波面制御型/焦点深度拡張型EDOF多焦点レンズ:Clareon Vivity:クラレオン ビビティ)
オトナの事情?が霧散したようですので、予定より早めにClareon Vivity(クラレオン ビビティ)の症例です。
軽度遠視眼の方で術前視力は遠方1.0-1.2と数値としては比較的良好でしたが、両眼とも瞳孔領に及ぶ強い皮質混濁を伴う白内障を認め、霧視などの視機能障害の原因となっているため手術をご希望されました。
登山が趣味で遠方の見え方を重視され、夜間運転機会もありハログレアのリスクは避けたいとのことで、ご自分でもいろいろとリサーチされ波面制御型多焦点レンズであるClareon Vivityをご希望されました。もとより右眼で近方・左眼で遠方を見ているとのことでしたので、その習慣をそのまま維持すべく、術中波面収差解析装置であるORAシステムを用いてレンズ度数を選択しstaged implantにて手術を行いました。
術後裸眼視力は、近方優位の右眼は遠近とも1.2、遠方優位ピッタリ0.00Dを目標とした左眼は遠方1.5/近方0.7と大幅に改善し、眼鏡なし生活の実現と、ご希望通りの遠方視力に大変満足していただけました。
その他、Vivity使用経験などについても記載しておりますので、ご興味のある方は下記リンクよりご参照ください。
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https://morohoshi-ganka.com/opeex/1406