お知らせ

クラレオン・ビビティ(Clareon Vivity)先行使用乱視用パンオプティクスT2(CNWTT2)のお知らせ】2/25追記

お問い合わせの多いアルコン社新しい多焦点レンズであるClareon® Vivityクラレオン ビビティ)ですが、正式に国内承認され、当院が先行使用施設に選定されました。選定療養対象レンズとなるため、保険適応の手術代の他に別途レンズ代が必要になりますます。レンズ価格はまだ公表されておりませんが、海外の動向から推測すると、おそらく3焦点レンズのパンオプティクスと同等の価格になると思われます。
非回折型の新しいコンセプトの波面制御型EDOF(焦点深度拡張型)レンズであり、加入度数1.75~2.0D程度と報告されておりますので、近方50cmほどまでは確実に見える計算になります。また、単焦点レンズとほぼ同等のコントラストであり、回折型のようなハログレアなどの異常光視症がほとんどないことが特徴的なレンズです。なおトーリック(乱視用)未認可であり、国内使用可能までは1年ほどかかる可能性もありますので、適応含めご興味のある方はお気軽にご相談ください。

https://morohoshi-ganka.com/news/1291
https://morohoshi-ganka.com/opeex/1296
https://morohoshi-ganka.com/opeex/906

2/25追記
また、Vivity加入度数はJ&J社のEDOFであるテクニスシンフォニーほぼ同等であり、レンティスコンフォートより若干近方まで見える計算になります。当院では多焦点レンズが先進医療保険適応外になり、レンティスコンフォートが保険適応になって以来、加入度数・ハログレアなどの異常光視症患者様負担費用の観点からシンフォニーはほぼ使用しておりませんが、下図焦点深度曲線からもシンフォニーとVivityの近方の見え方はほぼ同様と思われますので、ご興味のある方は下記リンクより当院の過去のシンフォニー症例を参考にされてみてください。
https://morohoshi-ganka.com/?s=&post_tag%5B%5D=symfony

 

多焦点レンズは乱視による影響を受けやすいため、残余乱視1.0D以内に抑えることが推奨されておりますが、これまで国内の乱視用レンズは1.5D以上のものしか認可されておりませんでした。
このたびアルコン社の3焦点レンズである、クラレオン・パンオプティクス乱視用1.0Dレンズ(CNWTT2)が、国内でも使用できるようになりました。軽度な角膜直乱視や斜乱視を有する方の手術が、より高い精度で行うことができるようになります。こちらは先行使用でなく3月よりどの施設でも使用可能ですので、心当たりのある方はご自身の主治医にご相談されてみてください。