他院術後・他院手術予定に関するご相談の取り扱い(自費診療)
他院で白内障手術を受けられた方の術後相談や、すでに他院で白内障手術を予定されている方からの相談のみの受診(レンズ適応確認・不安相談等)が増加し、当院の通常診療に影響が生じております。
当院以外での治療・手術について当院で意見を求める受診は、通常の保険診療(治療を目的とした継続診療)とは性質が異なることから、今後は完全自費でご対応させていただきます。なお、当院での治療・手術を予定していない「可否確認や評価のみ」のご相談は、原則としてお受けできません。
※これから白内障手術を受ける方へ
当院に術後トラブルでご相談に来られる方の大半は、希望しても術後に手術を行った医師の診察を受けることができない(手術担当医と術後の診察を担当する医師が異なる)ケースです。こうした体制では、術前検査によるレンズの適応判断・選択理由や、術後経過の情報共有が難しくなる場合がありますので、少なくとも事前に術前後の診察体制を確認されることをお勧めします。
当院での診察の結果、眼内レンズ入替で改善が見込まれ、かつ前医が眼内レンズ入替に対応可能な施設である場合は、原則として前医でのご相談・ご対応をお勧めしております。
これは、手術を行った医療機関の方が術前状態や術中所見等を把握していることに加え、入替理由によっては費用面でもレンズ代または手術代のいずれかのみの負担で済むことや、保険適用になることがあるなど、患者さまの経済的負担が小さくなる場合が多いためです。
また、これまでは検査結果のご説明やアドバイス等に関する費用は頂戴せず、長らく検査費用(保険点数を基準とした10割負担)のみで対応してまいりましたが、今後は、診察(医師相談)に対する費用として下記の料金をご負担いただきます。
セカンドオピニオンとは(一般的な考え方)
セカンドオピニオンとは、主治医からの診療情報提供書(紹介状)や検査結果等の資料をもとに、現状の理解と治療選択肢について助言を行うものです。
「セカンドオピニオン=異なる医療機関で新たに検査・診察を行って評価するもの」と誤解されていることがありますが、一般的なセカンドオピニオンは、新たな治療を目的とした継続診療ではありません。原則として当該医療機関での検査・診察は行わずに持参資料に基づいてのみ意見をお伝えする形が基本とされています。
当方も、大学病院ではセカンドオピニオン外来担当医として、さまざまなご相談に対応してまいりましたが、一般の診察とは明確に区別されているため、診察室ではなく面談室・応接室で行う運用でした。なお経験上、安全かつ正確な評価のためには、資料の確認に加えて追加検査や診察による診断が必要と思われるケースも少なくありません。
当院の運用(安全のため検査・診察を行います)
上記を踏まえ、当院では評価の正確性と安全性を最優先するため、資料による評価に加えて検査・診察を行ったうえで意見をお伝えします。
検査にかかる費用は保険点数を基準に10割(自費)でご負担いただき、診察(医師相談)については、以下の自費料金を頂戴いたします。
お受けできるケース/お受けできないケース
お受けできるケース(自費)
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・他院で受けた手術・治療の結果について、医学的な評価や今後の選択肢の助言を求める場合
(例:術後の見え方の相談、使用眼内レンズに関する評価 など) -
・他院術後に不満・不安があり、当院への転院(継続加療)を希望される場合
※治療の受け入れ可否は、状態・経過・資料の有無等により判断します。
※初回は原則、自費(セカンドオピニオン)として実施します。
原則としてお受けできません(お断りするケース)
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・「他院で手術予定だが、大丈夫か?」という確認のみが目的の受診
(当院で治療・手術を行う予定がなく、漠然とした可否確認のみの相談) -
・他院の医療行為の是非を断定することだけを目的とする受診
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・訴訟・紛争・クレーム目的、または第三者提出用の評価書作成を目的とする受診
※例外:片眼は他院で手術済みで、もう片眼を当院で手術希望の方は、保険診療として受診いただけます(当院での治療が前提となるため)。
料金(完全自費)
検査費用
必要に応じて実施し、保険点数を基準に10割(自費)でご負担いただきます。
診察料(医師相談料)
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・主治医からの診療情報提供書・検査データ等がある場合:15,000円/10分(10分未満は繰り上げ)
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・主治医からの情報提供がない/資料が乏しい場合:上記総額+5,000円
ご持参いただきたいもの(可能な範囲で)
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・主治医からの診療情報提供書=紹介状(紹介状がある場合は初回は保険診療適用になる場合があります)
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・検査結果(術前視力、レンズ度数計算結果、眼内レンズカード、処方、画像データ等)
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・現在の眼鏡(お持ちであれば)
注意事項(重要)
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・本外来は、ご本人の来院が必要です(電話・メールのみでご相談はできませんのでお控えください)。
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・本外来は、問題解決や結果を保証するものではありません。
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・相談結果はご本人への説明を目的とし、訴訟・紛争等への利用はお断りします。
- ・目的・対象が異なるため、【初診】白内障手術相談枠での予約はできませんのでご了承ください(当院は予約制ではございません)。
- https://morohoshi-ganka.com/news/1957
言語・意思疎通について
安全な医療のため、日本語または英語での十分な意思疎通が必要です。
言語の問題にかかわらず、医師と意思疎通が成立しない場合、安全上、診療をお断りすることがあります。
2026.01.10 院長




