【白内障手術症例No.80】武蔵野市60代女性 LASIK(レーシック)後(右眼:波面制御型/焦点深度拡張型EDOF多焦点レンズ:Clareon Vivity:クラレオン・ビビティ、左眼:3焦点型多焦点レンズ:クラレオン・パンオプティクス)
LASIK(レーシック)後の方で、非優位眼にClareon PanOptix(クラレオン・パンオプティクス)、優位眼にClareon Vivity(クラレオン・ビビティ)を使用した症例です。
レーシック眼でしたが角膜の条件も良好でしたので、多焦点レンズの機能が発揮されうると判断し、中でもハログレアといった多焦点のデメリットが生じにくいVivityをお勧めしましたが、より近方を見たいとのことで、パンオプティクスでの手術をご希望されました。レーシック前のデータもお持ちではありませんでしたが、術中波面収差解析装置であるORAシステムも使用することで危惧された屈折誤差も生じず、術後裸眼視力は遠近とも1.2/1.2pと良好な結果となりました。しかしながら、やはりハロ・グレアが気になるとのことで、もう片眼はVivityでの手術をご希望され、結果的に裸眼両眼視で遠近とも1.2の視力に満足いただけました。