【白内障手術症例㊹】強度近視・乱視用３焦点眼内レンズ:パンオプティクス・トーリック
元来の強度近視がありソフトコンタクトレンズユーザーですが、最近遠近とも見えにくくなってきたとのことで、多焦点レンズでの白内障手術のご相談で初診された方です。なるべく眼鏡を使用せずに生活したいとのことで、角膜倒乱視もあったため、乱視用3焦点レンズのパンオプティクス・トーリックをお勧めさせていただきました。
近方の見え方を重視されたいとのことで、通常お勧めする目標屈折度よりもさらに近くを希望されましたが、術前0.05だった右眼の遠方裸眼視力は、術後1.2・近方裸眼も1.2、左眼も術前0.08が術後遠方1.2・近方1.2と劇的に改善し、眼鏡やコンタクト不要の生活に大変満足していただけました。
