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【白内障手術症例⑫】後嚢下白内障・単焦点

白内障手術体験談(単焦点)をアップしました。水晶体の後ろ側(後嚢)の真ん中が濁る後嚢下白内障の方です。後嚢下白内障は、通常、糖尿病やステロイド剤使用の方に多く、進行が早くかすみなどの症状もとても強いことが特徴です。この方も60代前半と白内障手術されるには比較的若い方でしたが、既に水晶体の調節力も失っているため、手術により単焦点の眼内レンズにすることによるデメリットはほとんどない旨を説明させていただきました。また、もともと遠視であり老眼鏡を使用されていたこともあり、眼鏡なしで遠くが見えるようになるだけでも満足度が高いことが予測されたため、ご本人の希望とライフスタイルを考慮し、遠くにピントを合わせた単焦点レンズにて同意いただき、結果として大変ご満足いただきました。