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【白内障手術体験談⑧】単焦点・成熟白内障

白内障手術体験談(単焦点)をアップしました。長年放置された片眼性の成熟白内障であり、外傷によるチン氏帯脆弱により眼内レンズが嚢内に入らないリスクもご理解いただいた上での手術でしたが、術前には、指数弁(かろうじて眼前の指の本数が判別できる程度)の視力が、術後は1.2と改善し大変満足していただけました。以前であれば8.0mmほど切開し嚢外摘出術(ECCE)を行っていた症例ですが、最新のbalanced-tipを使用することで、合併症を起こすこともなく2.4mmの切開創より予定通り手術を終えることができ、技術の進歩により患者様の負担を減らせることを再確認した症例でした。