診療内容

白内障手術症例集
多焦点眼内レンズ

新宿区60代男性 白内障手術症例⑬(焦点深度拡張型多焦点レンズ:テクニス シンフォニー)

  • 術前

    右目
    0.3(0.6)

    左目
    0.2(0.4)

  • 術後

    右目
    遠見:1.2(1.5)
    近見:0.9(1.0)

    左目
    遠見:1.2(1.5)
    近見:0.9(1.0)

水晶体皮質混濁がメインの白内障で、霧視や羞明の訴えが強かった方です。先進医療保険に加入しており、初診時より多焦点レンズでの白内障手術を希望されていました。角膜高次収差(不正乱視:白内障手術では治せない乱視)もほとんどなく、眼底病変もないため多焦点適応ありと説明させていただきました。ゴルフや登山などのスポーツをされるとのことで、遠方視力を重要視されていましたので、焦点深度拡張型のテクニスシンフォニーをお勧めし手術させてたいただきました。結果として遠見はもちろんですが、近見も裸眼両眼視で1.0と良好な視力を得ることができ非常に満足していただき早速ゴルフを楽しまれていました。

Q.手術前はどのような状態でしたか?

遠くも近くも見えずらかった。
登山の下りで足元やゴルフボールの落下点が見えなかった。

家電店のLEDライトがまぶしかった。

Q.手術を受けようとしたきっかけは何ですか?

日常生活や登山で危ないと思ったため。

Q.手術中に痛みはありましたか?

圧力を感じた程度で大きな痛みはなかった。

Q.手術後の見え方はいかがですか?

遠くも近くも良好で全く世界が変わった。読書も良好。コントラストも良く、自然の美しさが良くわかるようになった。

Q.日常生活(お仕事、運転、スポーツなど)で変わったことはありますか?

30年以上お世話になった眼鏡が不要になった。

Q.多焦点レンズと単焦点レンズのどちらを選ばれましたか?

日常生活のほとんどのシーンで眼鏡が不要となる事を期待して、多焦点レンズを選んだ。

Q.同じような症状で困っている患者さんがいるなら、手術を勧めますか?

早く手術をするように勧めます。