- 単焦点眼内レンズ
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杉並区60代女性 白内障手術症例⑩(強度近視:単焦点レンズ)
核白内障はグレード2程度と中等度でしたが、-10Dを超える強度近視の方であり、白内障手術による屈折矯正効果も期待されて手術を迷われている方でした。視力障害をきたすほどではないですが、片眼には初期の近視性牽引黄斑症を認めていたため、当初より多焦点レンズは選択肢から外していただき、単焦点レンズでの手術をお勧めさせていただきました。強度近視の方で満足度が高いと報告されている-2.0D程度を目標度数としてマイクロモノビジョンにて手術を行いましたが、結果的に免許更新可能な視力である0.7を裸眼でクリアし、近見も眼鏡なしで1.2となりました。経験上、白内障手術により強度近視から解放された方は、同じ屈折度でも近視のなかった方より裸眼遠方視力が良い方が多い点は、非常に興味深いところです。
- Q.手術前はどのような状態でしたか?
視力低下、光と太陽のまぶしさが気になっていました。
- Q.手術を受けようとしたきっかけは何ですか?
以前通院していた眼科医に手術を勧められましたが迷っていました。
信頼できる諸星先生に出会い、安心して手術を受けることができると思い決めました。- Q.手術中に痛みはありましたか?
左眼はほとんど痛みはありませんでした。
右眼はチクッと小さい痛みがありました。- Q.手術後の見え方はいかがですか?
手元がはっきり見えるようになりました。霧が晴れたように明るい世界が広がり、色彩が鮮やかに見えるようになりました。眼帯をはずした時の感激は忘れられません。
- Q.日常生活(お仕事、運転、スポーツなど)で変わったことはありますか?
家では眼鏡不要の生活になりました。
スマホの文字、雑誌、新聞が読みやすくなり、大変満足しています。- Q.多焦点レンズと単焦点レンズのどちらを選ばれましたか?
眼鏡をかけることに不都合を感じないので、単焦点レンズで充分かなと思いました。
- Q.同じような症状で困っている患者さんがいるなら、手術を勧めますか?
勧めます!