診療内容

白内障手術症例集
単焦点眼内レンズ

杉並区70代男性 白内障手術症例⑧(成熟白内障:単焦点レンズ)

  • 術前

    右:指数弁(測定不能)

    左:0.1(0.8)

  • 術後

    右:1.2(1.5)

    左:1.2(1.5)

長年放置された成熟白内障であり眼底透見不能のため、正確な眼底評価ができませんでしたが、術前には、指数弁(かろうじて眼前の指の本数が判別できる程度)の視力が、術後は1.2と改善し大変満足していただけました。

片眼のみの成熟白内障であり、外傷によるチン氏帯脆弱により眼内レンズが嚢内に入らないリスクもご理解いただいた上での手術でした。以前であれば8.0mmほど切開し嚢外摘出術(ECCE)を行っていた症例ですが、前嚢染色+超音波効率の良い最新のbalanced-tipを使用することで、角膜内皮障害などの合併症を起こすこともなく、2.4mmの切開創より予定通り手術を終えることができました。

今後も積極的に新しい技術を取り入れ、患者様の負担を減らせるよう努めたいと思います。

Q.手術前はどのような状態でしたか?

右眼がほとんど見えなかった

Q.手術を受けようとしたきっかけは何ですか?

皆様から注意をうけた

Q.手術中に痛みはありましたか?

無し(多少有り)

Q.手術後の見え方はいかがですか?

良く見える様に成った

Q.日常生活(お仕事、運転、スポーツなど)で変わったことはありますか?

テレビが良く見える

Q.多焦点レンズと単焦点レンズのどちらを選ばれましたか?

先生のすすめから自分で単焦点レンズを選んだ

Q.同じような症状で困っている患者さんがいるなら、手術を勧めますか?

勧めます