- 多焦点眼内レンズ
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埼玉県さいたま市70代男性 白内障手術症例⑦(多焦点レンズ:テクニスマルチレンズ交換)
他院にて7年ほど前に白内障手術(単焦点レンズ)を受けた方ですが、多焦点レンズへの入れ替え希望にて紹介受診された方です。当然手術は既存レンズの摘出と多焦点レンズの挿入となります。初回手術からかなり時間も経過しているため、通常の白内障手術以上にリスクもあり、新しいレンズが挿入できない可能性も含め、術前に十分に説明させていただきました。既存レンズと水晶体嚢の癒着剥離に慎重さが要求されるためやや時間がかかりましたが、手術は約15分ほどで無事計画通りに行うことができました。患者様は単焦点レンズと多焦点レンズの違いを身をもって経験された貴重な方となりましたが、術後も大変満足していただき、私自身改めて多焦点レンズの満足度の高さを学ぶことができた症例でした。
- Q.手術前はどのような状態でしたか?
周囲の風景が霧がかかった様に見えた。車の運転中(夜)対向車のライトが目に入ると一瞬何も見えなくなる。
- Q.手術を受けようとしたきっかけは何ですか?
妻が近所の眼医者に行った時、私も診察してもらい以前に白内障をした時のレンズに異常が見られるので手術⇒そしてこちらを紹介されました。
- Q.手術中に痛みはありましたか?
小さな痛み?我慢ができる程度
- Q.手術後の見え方はいかがですか?
多焦点レンズを入れてもらったが遠くも良く見え美しい風景が多々見え...反面きたない物も良く見える。
- Q.日常生活(お仕事、運転、スポーツなど)で変わったことはありますか?
コンタクトレンズの取り外し等が無く、それはそれは良い生活を送っています。
- Q.多焦点レンズと単焦点レンズのどちらを選ばれましたか?
生命保険で特別医療(先進医療)に加入していたから多焦点レンズ。※他院での院長執刀症例です
- Q.同じような症状で困っている患者さんがいるなら、手術を勧めますか?
当然勧めます。